くるりのこと。
久しぶりに桜坂劇場で泣いた。
とある夫婦のはなし。
+ あらすじ +
感情表現の苦手な男と 出来ちゃった結婚をしてしまう女
しかし子供はすぐに他界。
この結婚は意味のあるものなのか、愛のあるものなのか。
なぜ一緒にいるのか。
愛を感じられない妻は鬱に陥ってしまい・・・
彼女らの周囲で起きている事件や、人間関係をからめて
人間って何て不器用で、面倒くさい生き物なんだ。
それでも、二人で生きて行くことは素晴らしい事だと、思わせる作品です。
特に、鬱感情の表わになったシーンのある妻役、木村多江さんと
自然な雰囲気のリリーフランキーさんの演技は心を引き込みます。
鬱って、近代の世の中、大なり小なり みんなが抱えている物だと思うんですね。
なので、リンクする部分はいろいろあると思います。
人間って、知識があるからこそ、空回りしちゃったりして
不器用な生き物で。
人間関係こそ、めんどくさい事や嫌なこともあるのですが
好きな人だからこそ、その「面倒くさいこと」は必要だし
二人だからこそ、不器用な面も、足りないモノも、補っていける。
すごく、その関係がいいな。と思える作品でした。
長年 付き合っているカップルさんや
夫婦の方は是非とも二人一緒に見てください!!
ぐるりのこと。
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