くるりのこと。

chamy :)

2008年08月23日 17:03

 久しぶりに桜坂劇場で泣いた。
 
 とある夫婦のはなし。

 + あらすじ +
 感情表現の苦手な男と 出来ちゃった結婚をしてしまう女
 しかし子供はすぐに他界。
 この結婚は意味のあるものなのか、愛のあるものなのか。
 なぜ一緒にいるのか。
 愛を感じられない妻は鬱に陥ってしまい・・・
 彼女らの周囲で起きている事件や、人間関係をからめて
 人間って何て不器用で、面倒くさい生き物なんだ。
 それでも、二人で生きて行くことは素晴らしい事だと、思わせる作品です。


 特に、鬱感情の表わになったシーンのある妻役、木村多江さんと
 自然な雰囲気のリリーフランキーさんの演技は心を引き込みます。

 鬱って、近代の世の中、大なり小なり みんなが抱えている物だと思うんですね。
 なので、リンクする部分はいろいろあると思います。
 人間って、知識があるからこそ、空回りしちゃったりして
 不器用な生き物で。
 人間関係こそ、めんどくさい事や嫌なこともあるのですが
 好きな人だからこそ、その「面倒くさいこと」は必要だし
 二人だからこそ、不器用な面も、足りないモノも、補っていける。
 すごく、その関係がいいな。と思える作品でした。

 長年 付き合っているカップルさんや
 夫婦の方は是非とも二人一緒に見てください!!

 ぐるりのこと。

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